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料理すること、食べること、そして生きることと死ぬこと。, 2008/2/6
By ハンカチ王女 (東京都) -
ある日突然、失恋してお金や財産いっさいがっさいを失った25歳の女性。
ウマが合わない母しかいないふるさとに帰り、小さな食堂をOPENして
料理を作って生きていく覚悟をする。母はブタと暮らし、地元のお金持ちの
愛人とウワサされ小さなスナックのママさんをやっている派手な女性で、
基本的に地道なヒロインとは生き方が真逆なので相性が悪いのだ。彼女が
ひらいたお店にやってくる村の人々が、料理で元気になったりチャンスを掴んだり
恋におちたりしているうちに食堂の評判は広がっていく。そして母親との
関係も少しずつ変わってくる予感…?
田舎、地元の材料で作る素朴かつ繊細な料理(の描写)、おおらかな人々、
親との和解、などなど、吉本ばななの初期にも少し似たやわらかなタッチで
描かれている。ロハス小説っていうんでしょうか。
食べることは生きること、という根源的なテーマに素直に
向かい合っている作品だと思いました。ヒロインが作るジャンル不問の
料理の描写はどれもおいしそうなので食いしんぼうにもお薦め。
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「食」の重要さ・ありがたさを教えてくれる本, 2008/3/3
By 夢追い虫 -
食べること = 生きること。
食べること = 愛。
食べるって単純にお腹を満たすことだけじゃなく、奥深いことなんだ。
自分の気持ちを料理で伝えることもできるし、
この世には広い世界が広がっていることを料理で伝えることもできる。
私は配偶者のために毎日ごはんを作っているけど、
一食一食を心をこめてしっかり作ろうと改めて感じました。
愛や美味しそうな料理があふれてほっこりと優しい作品なんだけど、
生の厳しさを残酷なほど生々しく教えてくれるエピソードもあり、
決してきれいごとだけじゃない、リアルな生を見せてくれる。
そこに真摯なメッセージを感じました。
著者は本当に料理と食べることを愛してるんでしょうね。
本の中に出てくる料理は単純に「おいしそう」と思うというよりは、
どんな味になるのか想像することも難しいような
想像力をかき立てられる、ひねりのあるメニューばかり!
そのイマジネーションのくすぐり加減もまたいいっ。
「ザクロのカレー」とか
「同じ牛から取れた牛乳と生クリームとマスカルポーネで作ったティラミス」とか、
考えるだけでため息がでちゃう。
ある種の価値観を持っている人にとっては
一生の宝物にもなり得るような素敵な素敵な本。
こんなに幸せな気持になれた本は久しぶりです。
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これからのヒント, 2008/3/5
By mama -
生きるということが遠くなった時代に、生きるということが
なんなのかを綺麗な言葉で書き綴ったおはなし。
食べるとは、なにか。生きるとは、なにか。
いま、毒が当たり前に食卓に登ってしまうなかで、ちょっと
そろそろ立ち止まって考えるには、いい一冊かもしれません。
食堂かたつむり
1 件のコメント:
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